メーカー問わず、距離や年数、使用頻度で必ず発生するものです。
●オルタネーター
ダイナモとも呼ばれます、エンジンと共に常に回転し発電しているので減ったり、ガタが出るのは仕方ないです。厄介なのは、前ぶれも無く突然ダメになったりする場合です。
エンジンが止まり、かからなくなります。
○交換目安7万キロ〜
部品価格 ¥3万〜
●フューエルポンプ 燃料ポンプ
8万キロ走ったら、7km/リッター走る車なら80000÷7=11428リットルもの燃料を送り出した事になります。疲れても仕方ないです、前兆としてはポンプ音の変化、アイドル不調ですが、これも突然ダメになったりするので厄介です。当然エンジンがかからなくなります。
○交換目安7万キロ〜
部品価格 ¥2万〜
●ウォーターポンプ
エンジンと共に常に回転して、エンジン〜ラジエーター〜ヒーターなどに冷却水を送っています。
回転軸がガタついたり、音がしたり、水漏れを引き起こし、オーバーヒートします。材質が樹脂製のBMWは特に注意です。。
前兆は音、気が付かない程度の水漏れです。
○交換目安7万キロ〜
部品価格¥2万〜
●フューエルフィルター (燃料フィルター)
多量の燃料がこの小さなフィルターでろ過されます、汚れ、ゴミがつまりパワー不足、アイドル不調などの現象を引き起こしたり、燃料ポンプに負担をかけることになります。
○交換目安4万キロ毎
部品価格 ¥3000〜
●ブレーキパッド
定番消耗部品、ブレーキを踏む度減っていくので当然交換が必要です。
新品は約12ミリ程あり、残り3〜4ミリで交換した方がいいです。
○交換目安3万キロ前後毎
部品価格 ¥6000〜
● スパークプラグ
エンジンに着火する役目を担う基本的な部品。こまめに交換するのが、プラグコードやキャップに負担をかけないコツです。
イリジウムプラグも好評で長持ちするので、オススメです。
左 BOSCHプラグ ○交換目安2万キロ毎 ¥550〜
右 中心電極0.4ミリが自慢の デンソー イリジウムタフ ○10万キロ毎 ¥1800
●タイミングベルト&テンショナー&プーリー
10万キロ毎(車種により違います!)に交換、20万キロ以上乗る方は少ないので、通常1度だけやってくるメンテナンスです。
切れると殆どの場合、エンジンを壊しますので大変です。
※タイミングチェーンを使用しているエンジンはこの出費が無く嬉しいです。
○ 交換目安7万キロ〜10万キロ(特殊な物を除く)
部品価格¥15000〜
●デスビキャップ・プラグコード
エンジン不調の大半を占める原因がこの部品たちでしょう。
キャップの内側はボロボロ、プラグコードは抵抗を持って火花がリークしてたり。あちこち交換しないで全部一編に交換しましょう!。
なぜなら、BOSCHにはイグニッションSETという商品があり、プラグまで全部ついてバラで買うより3割もお得。スパーっと点火系のリフレッシュ!。
○交換目安5万キロ〜
部品価格 ¥18600(ゴルフ用)
●エアフィルター
車検時によく交換されるのが、この部品。
外気中の埃、ゴミをエンジンの中に入れないよう常にここを空気が通ります。詰まると当然、エンジンは苦しいに決まってます。自覚症状としては吸気温の上昇、燃費の悪化、ディーゼル車なら黒煙が出ます。
○交換目安 2万キロ(地域環境による。)
部品価格¥2000〜
●エアコンフィルター(キャビンフィルター)
上記部品と間違われますが、こちらは車内の方が吸う空気のフィルターです。忘れられがちですが、外してお見せすると、鳥の羽、たんぽぽの綿毛、カビ、などで真っ黒なのでショックを受けます。
花粉も取り除いてくれるので、花粉症にも効きますよ。
○交換目安 1.5万キロ又は年一回
部品価格¥3000〜
●オイル、冷却水、その他油脂類
えっ!オイルって交換するの?。という方もいるので説明します。
日常業務で採取した油脂類をサンプル化してみました、2本ずつ並んだ、右側が古い方で、全部黒ずんでいるのがわかりますでしょうか?
○交換目安
エンジンオイル 5000キロ前後毎
オートマチックオイル30000キロ前後毎
ブレーキオイル 2年毎
などなど、お忘れなく。
●ブレーキディスクローター
EU車の場合、ブレーキパッド2回目の交換時にはこのローターも交換するようにした方がいいです。本当に良く減ります、そのまま使うとキーキー鳴いたり、馴染むまで効きが悪かったり。交換すると振動や騒音も消え快適です。
○交換目安 6万キロ〜
部品価格¥8000〜¥14000/1枚
●ファン&パワステ&エアコンベルト(ドライブベルト)
最近はすっかりベルト一本で駆動する様になりました。以前は3本も4本も付いておりました。
切れるとパワステが効かなくなり、オーバーヒート、そして充電もされないのでエンストします。
画像左の様にヒビ割れしてきたら交換しましょう。エンジン音も静かになります。
○交換目安 3〜5万キロ(種類による)
部品価格¥900〜4000
●ワイパーブレード&リフィール
BOSCHといえばワイパー!。作りがいいです、同じ様に見えますがゴムに添える金具も構造が他メーカーと全く違います。
ゴム部だけの交換も可能です。最近の新型車は持ち上げるとくりんと丸くなるエアロワイパーが付いております。もちろんBOSCH製なので、レトロフィットキットがあり、新型車でなくても着用可能です。近日ドレスアップコーナーで紹介します。
○交換目安 見えずらい時
●オイルフィルター
オイル交換2回に1度は交換をオススメ致します。詰まると油圧不足になりエンジンを壊します。
価格は¥800〜¥1500までが殆どです。新型車両は手前の様な中の紙フィルターのみ交換するものが主流になってきました。鉄ゴミを増やさない環境への配慮でしょう。
○交換目安 1万キロ位
●オートマチックミッション用フィルター
ATオイル交換はメルセデス、BMW,AUDIなどそれぞれに違い特殊です。
ゲージの無いタイプ、密封タイプ、抜くドレンの場所など、秘密が沢山です。
ついでに知られていないATのフィルターも交換しましょう、すっきり綺麗になりますよ。
○交換目安 2万キロ〜
●マフラー
ボー音、ガラガラ音、錆びて穴があきます。音が大きくなると喜ぶ方もいらっしゃいますが、残念ながら車検が通りません。完全燃焼すると水が発生するので、どうしてもマフラーに水が溜まります。あまり乗らない車程、錆びちゃったりします。アイドリング好きな方、要注意です。
●ホイールベアリング(テーパーローラー型)
タイヤがくるくる回るのはこの部品のお陰です。走ってる間ずーっと回ってます。高速道路ではとても速く回ってる事でしょう。たっぷりグリスは圧入されてますが、ブレーキの熱も伝わるのでグリスが溶け出します。太いタイヤを履いたり、コーナーの横Gが好きな方は早めの交換を。ゴロゴロ、ゴンゴン、ゴー音がします。
●ショックアブソーバー
ロールする、乗り心地が悪い、ガタゴト音がする。悪路の振動やコーナーリング時のロールを抑えてくれている部品です。ガスとオイルが封入されていて、普通はガスが漏れ始まり、フワフワして、オイルが漏れる頃は異音がします。
○交換目安 5万キロ〜(乗り方による)
画像はAudi用、モンロー製(純正品もモンローです。)
●BOSCHフィルターセット
イグニッションセットに続き、BOSCHにはフィルターのセットもあります。
安くていいですよ。オイルフィルター、エアフィルター、エアコンフィルターのセットです。
部品価格¥5900 (ゴルフ用)
近日、ローター、パッド、センサーのブレーキセットを紹介します。
●イグニッションコイル
ある日突然に襲ってくる悲劇。
走行中にエンスト!、セルを回してもエンジンがかからない。
あなたのお陰で、道路は渋滞・・・・。
いろんなエンストがありますが、燃料ポンプ、オルタネーター、と共にコイルは突然のエンスト原因です。
パワーウインドーや、A/Cの故障と違い、壊れると自走不可能です。
便利な車が、大きくて邪魔な物体に変わります。
寿命は平均5年です。
レッカー代や、不便さを考えたら交換は安いです。
●カムセンサー/クランクセンサー
前者はカムシャフトを管理しているセンサー、後者はクランクシャフトを管理しているセンサー
部品自体はとてもよく似ていますが、役割が違います。
困るのは、後者でエンストや、始動不能を引き起こします。
数年前から、ちらほら不具合が起こってましたが、ここ最近は、激増中です。
小さいのに意外と高い部品だったりします。
●スターター (セルモーター)
キーをひねって、キュルキュル!。
最近はボタン式になってきましたね。
でも、エンジンかける所は一緒、この部品です。
昔から代表的な電装品ですね。もちろん壊れたらエンジンかかりません。
よくあんな重たいエンジンに圧縮までかけて回すよね。
私に言わせれば、壊れない方が不思議です。
お得な、リビルト品もあります。
●ブレーキマスターシリンダー
ブレーキは油圧で作動します。
マスターバックで倍増された力で、油圧を伝えます。
注射器型の水鉄砲で遊んだ事があれば、中身はあんなもんです。
筒の中を凄い油圧を発生させながらスライドさせられる中のゴムの身にもなってください。
シリンダーの中もゴムも磨り減って油圧漏れが始まります。
●インヒビタスイッチ シフトポジションセンサー
オートマチックトランスミッションに付いてます。今現在のギヤ位置をECUにお知らせするセンサーです。壊れると、走行不能、エンジン始動不能、シフトショック等の不具合が起こります。
●タービン
ターボ付き車は速い!、静か!、燃費良くするターボもあるし、ロムチューンや吸排気系でいじれて効果絶大!!楽しい!!。
だから壊れても文句言わないでください。良いこといっぱいあるんですから。
スズキの軽自動車でも壊れます。
●O2センサー
排気ガスの中の酸素濃度を測定、燃料調整に重要な部品。
エアマスセンサー、O2センサーで空燃費計算をする為、とても重要です。それは壊れると高額な触媒を壊さないようにする為にも有効です。